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顕正会員の方へ

 

○66世日達上人から、67世日顕上人へ血脈相承はなかったと思っていませんか?

 現在、顕正会では、「日達上人は急逝されたため、日顕上人へ正式な血脈相承の儀式を行なう時間がなかった」として、「血脈相承は途切れた」としています。創価学会や正信会も同じことを言って自分たちを正当化しようとしています。

 しかし、浅井会長は『叱呵痴犬抄』に、

 かくて日道上人・日行上人・日時上人・日阿上人・日影上人・日有上人と、「本門戒壇の大御本尊」付属の法体として代を重ねること六十七、清浄の法水はいささかも断絶することなく今日に至っている。これが正系門下・富士大石寺の伝統である(冨士274号・昭和61年11月号)

 と述べています。

 昭和61年10月13日の本部会館における御大会式の指導においても、

 以来、日道上人・日行上人・日時上人・日阿上人・日影上人・日有上人と、今日に至るまで代を重ねること六十七、一系連綿、一時も断絶することなく、一器の水を一器に瀉すがごとく血脈が相続されております。器は替っても中の水は替らない。歴代の猊下はお替りになっても、付嘱の法体たる戒壇の大御本尊はいささかも替らない。これを「法水瀉瓶」というのであります。そしてこの法体の付嘱に付随して、唯授一人の「金口相承」がなされる。この御相承により、歴代御法主は御本尊を書写遊ばすのであります。実に戒壇の大御本尊とこの血脈あればこそ、日蓮正宗は世界唯一の正系門家であり、他はすべて邪法ということになる(冨士275号・昭和61年12月号)

 と述べています。

 

 また、平成4年6月5日の顕正新聞には、

 これでは明らかに、大聖人から日興上人、日興上人から日目上人へと、歴代御法主に伝わる唯授一人の血脈相承そのものの完全否定ではないか。阿部管長憎しのあまり、そして池田大作を偉く見せるために、ついに下種仏法の命脈たる金口の相承までも学会は完全否定してしまったのであります。(中略)これを仏宝破壊といわずして、何を仏宝破壊というのか。これを大謗法といわずして、何がいったい大謗法でありましょうか」

 と述べています。

 平成5年1月5日の顕正新聞にも、

 血脈は絶対に断絶しない。たとえ御相承の儀式があろうとなかろうと、絶対に断絶しないのです

と、浅井会長自ら、創価学会が「唯授一人の血脈を否定した」ことを批判していました。

 

 それを自分たちに都合が悪くなると、自らが「仏宝破壊、大謗法」と批判していたにもかかわらず、平気で創価学会と同じことを言うのです。自語相違も甚だしいと思いませんか。この一面だけをみても、顕正会の言い分が信用できないことがわかると思います。

 少しでも顕正会の言い分に疑問を感じている、おかしいと思っている顕正会会員の皆様、日蓮正宗の寺院に来られ、正しい日蓮大聖人様の仏法を聞いてください。

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