top of page

真実の幸せとは

 人は、苦しいことや悲しいこと、また困難なことに遭った時、それを解決し克服する方法について思いを巡らしますが、世法による解決法を見つけることは容易ではありません。
 仏法では、生・老・病・死など人間だれもが直面する人生の本質的な苦悩を根本的に解決する道を説き示しています。そして、その本質的苦悩を解決せずして、真の幸福はありえないと説いています。
 真の幸福とは、因果の道理をもととした正しい信仰によって、健全な生命を確立し、深い智慧と強い心を養うことによってもたらされるものです。 どのようなことにも、けっして揺らぐことのない安穏な境界、それが真実の幸福なのです。

人生の四苦八苦を乗り越えるために

○人生の苦しみ

 私たちの生きる世界は、様々な苦しみで満ちています。病気や老いによる肉体的・精神的な苦痛、職場や地域などでの人間関係の悩み、そして誰もが迎える臨終に対する恐れなど、その多くは文明の発達や人の努力だけで解決できるものではありません。このような、誰もがさけて通ることのできない現実の相を仏教では、四苦八苦と説かれています。

 ①生  苦…生まれてくる苦しみ

 ②老  苦…老いていく苦しみ

 ③病  苦…病気による苦しみ

 ④死  苦…死を迎える苦しみ

 ⑤愛別離苦…愛する者とはいつか別れなければならない苦しみ

 ⑥怨憎会苦…恨み憎む者や自分の望まない状況に遭遇する苦しみ

 ⑦求不得苦…求めるものを得られない苦しみ

 ⑧五陰盛苦…人間の身体的・精神的作用が盛んになることによって受ける苦しみ

○苦悩の人生から脱却

 「自分に特に悩みはない」などと言っている人にも、この四苦八苦は必ずやってきます。しかもそれは、過去世から今日まで積んできた罪障により、重なり合って現れることが多く、それによって苦悩のどん底に陥ることもあるのです。

 一切衆生を救済されるために出現された御本仏・日蓮大聖人は、「偏に先業の重罪を今生に消して、後生の三悪を脱れんずるなるべし」(佐渡御書、平成新編御書580ページ)と仰せられ、過去よりの罪障がどんなに大きくとも、大聖人の顕された妙法の教えを信ずる功徳によって、それらはすべて消え去り、苦悩の人生から必ず脱却できることを教えられています。

○正しい信仰に生きよう

 今、あなたが大聖人の正法を信じ、南無妙法蓮華経のお題目を唱えることによって、今までの苦しみの生命が清らかな生命へと変わります。弱かった心は何物をも怖れない強い心に変わり、いかなる苦悩も克服できる自在の境地となれるのです。

 苦悩の人生を、幸福な人生へと変えることのできる宗教、それは日蓮正宗しかありません。人生の四苦八苦を乗り越えていくことができる教え、それは御本仏・日蓮大聖人の南無妙法蓮華経以外にはないのです。

○まず実践してみよう!

 日蓮正宗の信仰を実践することにより、あなた自身はもとより、あなたの家族の未来までも大きく変えていけるのです。

 どうか一日も早く、日蓮正宗の寺院の門をたたいて下さい。そこには、あなたの人生観を変え、何があっても崩れることのない、絶対的な幸福境涯に導いてくれる真実無上の教えがあります。

※日蓮正宗リーフレットより

bottom of page